世界の濃いチーズ集

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チーズができる過程から世界のチーズを知る

チーズの主成分は乳に含まれる「カゼイン」というたんぱく質です。
乳酸菌による発酵で酸性になった乳に、「レンネット」と呼ばれる酵素を加えるとカゼインが固まり凝固物である「カード」ができます。
カードに圧搾や塩漬けなどの加工を加えて乳酸菌やカビの力で熟成させたものがナチュラルチーズ。
ナチュラルチーズを加熱、溶解して再度固めたものがプロセスチーズです。

▼濃いドイツのチーズ
 ステッペン カンボゾーラ ババリアクリーム ブレゾー

チーズは白カビと青カビがある

カビを使って熟成させるチーズは
青カビタイプのブルーチーズと
白カビタイプのカマンベールチーズ
の2つのタイプが有名です。

いずれもカビが産生する酵素や代謝産物の働きによって独特な風味と香りが醸し出されます。
カビの種類から見ると、世界三大ブルーチーズと呼ばれる、ゴルゴンゾーラ、スティルトン、ロックフォールには、ペニシリウム・グラーカムという同じアオカビ属のカビが使われています。

▼濃いデンマークのチーズ
 サムソー マリボー ダナ・ブルー フェタ クリームハバティ モツァレラ クリーム ピーチメルバ ブリー ブルーローフ

世界的に有名なチーズは産地指定を受けてる

世界的に有名なチーズは産地指定を受けており、例えばロックフォール地方の洞窟でパンに生えたカビを 使ったチーズのみがロックフォールチーズとして販売することができます。

カマンベールチーズやブリーチーズは、通称「白カビ」と呼ばれるペニシリウム・カマンベルティをカードの表面に植え付けて熟成させます。
アオカビの胞子の色は緑色や緑黄色ですが、菌糸は無色〜白色です。
チーズの表面では菌糸だけが伸長し胞子が形成されないため全体が白く見えるのです。

▼濃いオランダのチーズ
 エダム ゴーダ パラーノ バジロン メルクバス オールドアムステルダム
▼濃いフランスのチーズ
 カマンベール・ド・ノルマンディ リヴァロ ボン・レヴェク ブリア・サヴァラン プレジデントカマンベール ブリー・ド・クロミエ ブリー・ド・モー ブリー・ド・ムラン ブリー モンペール ブルソー エクスプロラトゥール シャビシュー・デュ・ポアトゥー クロタン・ド・シャビニョール プーリニィ・サン・ピエール サントモール サンドレ セル・シュール・シェール スプレム チーズ エポワス チーズ ラミ・デュ・シャンベルタン ピエ・ダングロア コンテ モルビエ  ヴァシュラン・モン・ドール エーデル デ クレロン フォレスト ヒッコリー ボフォール ルブロション トム・ド・サヴォア アボンダンス カプリス・デ・デュー カレ・ド・レスト シャウルス マロワール ミモレット バノン フルール・デュ・マキ ブロッチュ ブルー・ドーヴェルニュ カンタル フルム・ダンベール サレール ブルー・デ・コース ロックフォール オッソ・イラティ・ブルビ・ピレネ マンステール カマンベール シャノワンヌ クロミエ モンペール ブリー トリュフ チーズ サンタンドレ ブレスブルー フロマージュブラン ピエダングロワ フェルミエチーズ ヌーシャテル ヴァランセ

濃いチーズは食べれるカビだが違うカビが生えたら注意

カマンベールチーズはカビが過剰に増殖しないように殺菌したものが流通しています。
一方ブルーチーズではほとんど殺菌されていません。
生きた青カビが大理石のようにちりばめられていますが、アオカビは比較的 増殖スピードが速いカビなので冷蔵庫の中でも増殖が進みます。
食べる方にも好みによりますが、購入後2週間以内には食べたほうがいいです。

またチーズに利用されているアオカビとは異なる色や形のカビが生えてしまったら カビ毒汚染の危険性があるので捨ててください。
チーズのカビは食べられても、一般的なカビは食べられません。
▼濃いスイスのチーズ
 グルイエル エメンタール テテドモアンヌ スプリンツ ラクレット アッペンツェール ヴァシュラン モンドール テット・ド・モワンヌ
▼濃いイタリアのチーズ
 モンタジオ アジアーゴ タレッジオ ゴルゴンゾーラ リコッタ チーズ マスカルポーネ フォンティーナ グラナ パダーノ パルミジャーノ レッジャーノ ペコリーノ トスカーノ ペコリーノ ロマーノ グランペコリーノ モッツアレラ ディ ブッファラ プロボローネ スプレム チーズ スカモルツァ
濃いイギリスのチーズ  チェシャー チーズ ランカシャー チーズ スチルトン チーズ レスター チーズ ダービー チーズ チェダー チーズ Caerphilly シュロップシャーブルー ウェンズリーディル コッツウォールド グレンフィリー